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詩書山水図貼交屏風

ししょさんすいずはりまぜびょうぶ

概要

詩書山水図貼交屏風

ししょさんすいずはりまぜびょうぶ

絵画 / 日本画 / 江戸 / 日本 / 近畿

野呂介石・伊藤蘭嵎  (1747-1828, 1694-1778)

のろかいせき いとうらんぐう

江戸時代中期/1780

紙本墨書淡彩

各扇縦132.3cm,横54.0cm

6曲1双

 紀州の文人画家・野呂介石(1747~1828)の師であり、紀伊藩の著名な儒学者であった伊藤蘭嵎(1694~1778)が『唐詩選』に掲載された五言絶句6首、孟浩然「春暁」・李白「秋浦歌」・王維「竹里館」・楊炯「夜送趙縦」・李白「独坐敬亭山」・韋応物「秋夜寄丘二十二員外」を書し、介石がそれぞれの詩趣にあわせて山水図6面を作画した貼交屏風である。款記の「庚子」は、介石34歳に相当し、彼のごく初期の作品である。

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キーワード

秋色 / 玉堂 / 醒月 / 野呂

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