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富士見厳島神社の社殿彫刻

ふじみいつくしまじんじゃのしゃでんちょうこく

概要

富士見厳島神社の社殿彫刻

ふじみいつくしまじんじゃのしゃでんちょうこく

彫刻 / 江戸 / 関東 / 千葉県

武志伊八郎信由(初代伊八)

千葉県

江戸後期/1795~1800(推定)

クスノキ(一木づくり)

中央:「日の出に鶴」幅186cm×高さ45cm×奥行き18cm                                                 右:「松に山鵲(さんじゃく)」幅29cm×高さ60.5cm×奥行き9cm                                                   左:「松に山鵲(さんじゃく)」幅29.5cm×高さ59.5cm×奥行き9cm  

3点(中央の彫刻「日の出に鶴」、左右2点の彫刻「松に山鵲(さんじゃく)」)

千葉県木更津市富士見1-7-10

木更津市指定
指定年月日:20110629

宗教法人 厳島神社

有形文化財(美術工芸品)

彫刻3点は現在、社殿内で欄間飾りのように並べて掲げられている。しかし、中央の「日の出に鶴」は、その形態から唐破風の妻飾りであったと考えられ、また、左右2点の「松に山鵲」は、横長の状態で飾られているが、本来は縦長の状態で脇障子等の彫刻であったと推測される。このことから、製作当初に設置された状況とは異なっているとみられるため、後世の建物の建設等に伴ない社殿飾りとして現在の状況で伝えられたものと考えられる。

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