赤葡萄酒瓶
あかぶどうしゅびん
概要
赤葡萄酒の瓶が全部で7本残されている。(写真は、内6本)瓶の形状は微妙ながら異なり、それぞれが手作りであることがわかる。このうち2本には「寅年白来(舶来)五本之内」と書かれた紙が貼られている。武雄鍋島家旧蔵の文書である「長崎方控」にも、天保10(1839)年9月に「此品西記志十(=長崎通詞)献上」として「ローウェイン三瓶」など、「ローウェイン(赤葡萄酒)」や「白葡萄酒」のことが随所に記されている。瓶の中の液体は、赤葡萄酒または油類が予想される。
所蔵館のウェブサイトで見る
武雄市図書館・歴史資料館