黒色尉
こくしきじょう
概要
〈翁(式三番)〉で、三番三(三番叟)が五穀豊穣を祈って舞う時に用いる。「黒色尉」として使われていたようだが、元は奉納面等であった可能性が高い。面裏には「尺」との朱を差した刻銘があり、「一ノ□」の朱書きがある。面袋に「翁 一之五」と包裂に「黒翁 赤鶴作 一之五」の墨書がある。NM38からNM42の5面は一揃えで伝来し、NM41・42は造形・刻銘が共通し、面袋も同仕様となっている。
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国立能楽堂 資料展示室こくしきじょう
〈翁(式三番)〉で、三番三(三番叟)が五穀豊穣を祈って舞う時に用いる。「黒色尉」として使われていたようだが、元は奉納面等であった可能性が高い。面裏には「尺」との朱を差した刻銘があり、「一ノ□」の朱書きがある。面袋に「翁 一之五」と包裂に「黒翁 赤鶴作 一之五」の墨書がある。NM38からNM42の5面は一揃えで伝来し、NM41・42は造形・刻銘が共通し、面袋も同仕様となっている。
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