上中田番楽面①~⑧
かみなかだばんがくめんまる1からまる8
概要
上中田番楽面①~⑧
かみなかだばんがくめんまる1からまる8
山形県
詳細不詳/詳細不詳
①「女性面」 木材製、一木掘出
②「ひょっとこ面」 木材製、一木掘出
③「男性憤慨面」 木材製、一木掘出
④「老人面」 木材製、主管部と下顎部の二材構成
⑤「男性面A」 木材製、一木掘出
⑥「男性面B」 木材製、一木掘出
⑦「黒老人面」 木材製、主管部と下顎部の二材構成
(現状は、根元を残して欠損)
⑧「赤面」 木材製、一木掘出
① 縦 17.3㎝、横 13.5㎝、奥行(鼻高) 5.3㎝
② 縦 17.7㎝、横 14.7㎝、奥行(額こぶ) 7.0㎝
③ 縦 17.5㎝、横 14.4㎝、奥行(鼻先) 6.5㎝
④ 縦 19.1㎝、横 14.4㎝、奥行(鼻先) 6.5㎝
⑤ 縦 18.5㎝、横 13.8㎝、奥行(鼻先) 6.3㎝
⑥ 縦 19.3㎝、横 14.3㎝、奥行(鼻先) 6.4㎝
⑦ 縦 19.1㎝、横 14.4㎝、奥行(鼻先) 6.5㎝
⑧ 縦 18.4㎝、横 15.3㎝、奥行(鼻先) 7.0㎝
8面
山形県最上郡金山町大字金山324-1
金山町指定
指定年月日:20130326
上中田地区では江戸時代末期から戦前までの約80年の間、弥彦神社で番楽が奉納されていた歴史がある。史実として記録された資料は存在しないが、当地区の片桐鐵彌氏の所蔵として、番楽面8面と幕が現存している。
その歴史は、鐵彌氏の四代前の熊吉氏が秋田の矢島から伝えたのが始まりとされ、上中田地区を中心にして、弥彦神社への奉納として舞われていた。
戦後は、他の娯楽の発達や地区の人口流失等もあり、番楽は衰退していった。現在は、舞手や演奏者も存命しておらず、番楽を実際に見ていた人も限られた人しかいなくなった。
金山町
有形民俗文化財