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内外収集標本箱

ないがいしゅうしゅうひょうほんばこ

概要

内外収集標本箱

ないがいしゅうしゅうひょうほんばこ

その他 / 江戸

江戸時代末期

(箱)竪37.9cm 横28.8cm 高19.5cm

佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

和紙に包まれた60袋あまりと、数十点の付属標本類が含まれている。袋には、「ベルギー国 鉄坑ノ鉄礦」、「アメリカ産人参」、「長崎来礦石」、「薩州礒ノ濱辺…拾ひ取候砂鉄」などと墨書されている。これらは、幕末の佐賀藩士の小出千之助が参加した万延元年(1860)の遣米使節団や、文久元年(1862)に派遣された遣欧使節団、安政4年(1857)の薩摩藩視察等の際に、10代佐賀藩主鍋島直正が家臣に命じて収集させたものと考えられる。

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キーワード

佐賀 / 直正 / 鍋島 / 10代

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