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正覚院観音堂

しょうがくいんかんのんどう

概要

正覚院観音堂

しょうがくいんかんのんどう

建造物 / 中部 / 長野県

長野県

江戸時代/江戸時代中期と推定

木造平屋建寄棟造瓦葺

間口3間4尺×奥行3間(柱間:間口3間×奥行2間半)

1棟

長野県松本市大字今井東耕地2180番1

松本市指定
指定年月日:20150707

宗教法人正覚院

有形文化財(建造物)

正覚院観音堂は、明治8 年に旧若澤寺金堂(薬師堂)を移築・改築したものである。若澤寺は松本の代表的な密教寺院として知られ、明治時代初期の廃仏毀釈で廃絶するまで栄えた。江戸時代には信濃日光と称されるほどに栄え、その様子は「若澤寺一山之略絵図」などに描かれている。正覚院観音堂は、「若澤寺一山之略絵図」などに描かれている旧若澤寺金堂(薬師堂)と同じ姿を保つなど、信濃日光として栄えた往時の若澤寺の様子を伝えており、松本における江戸時代の密教寺院の姿を伝える重要な建築遺構であるといえる。

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キーワード

松本 / / 長野 / 観音堂

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