四天王寺 中之門
してんのうじ なかのもん
概要
四天王寺は平安時代以降浄土信仰の隆盛により境内西側の重要性が増してきた。西に面して中央北寄りに建つ中之門は東に進むと本坊に至る重要な参道にひらく門であった。堂々たる規模と外観の四脚門であり、木割も太く面取りも大きく、古式である。もとは元和年間に創建された僧坊門であったものを、文化9年に現在位置に移動した可能性が高い。そうであれば中之門は元和年間に再建された主要伽藍に付属する建物のうちの唯一の建築といえ貴重である。
してんのうじ なかのもん
四天王寺は平安時代以降浄土信仰の隆盛により境内西側の重要性が増してきた。西に面して中央北寄りに建つ中之門は東に進むと本坊に至る重要な参道にひらく門であった。堂々たる規模と外観の四脚門であり、木割も太く面取りも大きく、古式である。もとは元和年間に創建された僧坊門であったものを、文化9年に現在位置に移動した可能性が高い。そうであれば中之門は元和年間に再建された主要伽藍に付属する建物のうちの唯一の建築といえ貴重である。
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