文化遺産オンライン

松霊芝図花瓶

まつれいしずかびん

概要

松霊芝図花瓶

まつれいしずかびん

金工 / 大正

海野勝珉作

大正元年(1912)

銅製 鋳造 彫金

高46.5 口径15.4

1口

松樹と霊芝【れいし】を片切彫【かたぎりぼり】で表した素銅【すあか】製の花瓶です。海野勝珉は片切彫を得意とした加納夏雄【かのうなつお】に彫金【ちょうきん】を学んでいますが、水墨画【すいぼくが】を思わせる暈【ぼ】かして描いたような樹皮や鋭利な葉の表現は、片切鏨【たがね】の角度を僅【わず】かに変えながら表現したもので、師風を受け継いだ高い技量がうかがえます。

松霊芝図花瓶をもっと見る

海野勝珉作をもっと見る

東京国立博物館をもっと見る

キーワード

海野 / 彫金 / /

関連作品

チェックした関連作品の検索