松霊芝図花瓶
まつれいしずかびん
概要
松樹と霊芝【れいし】を片切彫【かたぎりぼり】で表した素銅【すあか】製の花瓶です。海野勝珉は片切彫を得意とした加納夏雄【かのうなつお】に彫金【ちょうきん】を学んでいますが、水墨画【すいぼくが】を思わせる暈【ぼ】かして描いたような樹皮や鋭利な葉の表現は、片切鏨【たがね】の角度を僅【わず】かに変えながら表現したもので、師風を受け継いだ高い技量がうかがえます。
まつれいしずかびん
松樹と霊芝【れいし】を片切彫【かたぎりぼり】で表した素銅【すあか】製の花瓶です。海野勝珉は片切彫を得意とした加納夏雄【かのうなつお】に彫金【ちょうきん】を学んでいますが、水墨画【すいぼくが】を思わせる暈【ぼ】かして描いたような樹皮や鋭利な葉の表現は、片切鏨【たがね】の角度を僅【わず】かに変えながら表現したもので、師風を受け継いだ高い技量がうかがえます。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs