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黒漆中棗

くろうるしちゅうなつめ

概要

黒漆中棗

くろうるしちゅうなつめ

漆工 / 安土・桃山 / 江戸

安土桃山～江戸時代・16～17世紀

木製漆塗

高7.0 径6.1

1合

黒漆塗の中棗(ちゅうなつめ)で、蓋裏に千利休の花押がある。黒漆は中の鉄分が酸化して褐色化しており、相当の使用を経たものと想像される。中箱に山田宗徧(やまだそうへん)が、利休所持の町棗(まちなつめ)と箱書しており、制作当初は市場で流通していた、消耗品として量産された棗とも考えられる。

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キーワード

漆 / 棗 / 黒 / 宗旦

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