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地蔵菩薩像

じぞうぼさつぞう

概要

地蔵菩薩像

じぞうぼさつぞう

絵画 / 南北朝

南北朝時代・14世紀

絹本着色

97.6x39.0

1幅

生きている間に罪を犯した人間は、死後、地獄に堕ちて苦しみ続けるといわれます。地蔵菩薩は、そんな人びとを救済してくれる菩薩です。
左手に霊験(れいげん)あらたかな宝の玉「宝珠」(ほうじゅ)を、右手には邪悪なものから身を守る杖「錫杖」(しゃくじょう)を持ち、頭を丸めた僧の姿をしています。 雲に乗っているのは、臨終の床にある人を極楽浄土へと導くために、天からやってきたところを表わしています。
端整な顔立ち、涼やかな目元、きりりとした表情で、立ち姿も美しく、気品あふれる菩薩です。
地蔵菩薩は、幼くして命をなくし、賽(さい)の河原で石を積まされて苦しんでいる子どもを救うともいわれ、子どもを守ってくれる「お地蔵さん」として広く信仰を集めてきました。「お地蔵さん」といえば、道端の素朴な石仏や、子どもの姿をした可愛らしいイラストなどをイメージされる方も多いと思います。が、この作品には、それらとはかなり違った印象をもたれるのではないでしょうか。

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