大橋屋(旧旅籠鯉屋)
おおはしや(きゅうはたごこいや)
概要
本物件は、旅籠大橋屋保存整備事業における文化財調査により、文化6年(1809)の火災以降の江戸時代後期の創建と考えられている。現在まで多くの改修を受けてきたが、解体調査の結果を踏まえて建物の復原時期を一部明治時代の要素を取り入れながら創建時として改修工事を行っている。
本物件の屋号は江戸時代「鯉屋」であり、大橋屋時代の建物から鯉屋時代の旅籠建物に復されること及び現存する江戸時代旅籠建物としての指定理由に鑑み、指定名称の変更を行うものである。