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有鉤銅釧出土地

ゆうこどうくしろしゅつどち

概要

有鉤銅釧出土地

ゆうこどうくしろしゅつどち

その他 / 中部 / 福井県

福井県

鯖江台地の南側、いわゆる長泉寺山丘陵の東側斜面にある。出土品(有鉤銅釧)の内容から弥生時代後期の墳墓遺跡と推定されるが、一部は公園整備のため削平されている。一般に、銅釧の多量出土は墳墓からであり、当地での出土も、弥生時代後期後半の当地域の首長墓からの出土と考えられる。当地における当時の社会状況や他地域との交流の状況もうかがわれる点で貴重な遺跡である。
なお、出土した銅釧は、出土数が佐賀県唐津市桜馬場遺跡(弥生時代後期前半)の甕棺から出土した26点、京都府与謝野町大風呂南1号墓(弥生時代後期後半)から出土した13点に次ぐ多さで、全国的にも注目されている。
【出土地】東西20m、南北20m。
【銅 釧】長径9.6cm、短径6.4cm、厚さ0.8cm

福井県鯖江市長泉寺町1丁目

鯖江市指定
指定年月日:20150428

鯖江市

記念物

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キーワード

弥生 / / 墳墓 /

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