佐賀県柚比本村遺跡墳墓出土品
さがけんゆびほんむらいせきふんぼしゅつどひん
概要
本件は、佐賀県柚比本村遺跡の弥生時代墳墓から出土した、銅剣類七口、及び鉄剣一口、及びガラス勾玉一箇である。
銅剣類は、木棺墓一基と六基の甕棺墓から出土した、赤漆玉鈿装鞘銅剣一口、石把頭付銅剣一口、銅把頭付銅剣二口、銅剣三口で構成される。このうち、最も注目されるものは、赤漆玉鈿装鞘銅剣である。漆膜を三層に重ね、そこに碧玉を埋め込む技法は、螺鈿、金銀平脱、各種象嵌に共通する極めて高度な漆工技術である。
さがけんゆびほんむらいせきふんぼしゅつどひん
本件は、佐賀県柚比本村遺跡の弥生時代墳墓から出土した、銅剣類七口、及び鉄剣一口、及びガラス勾玉一箇である。
銅剣類は、木棺墓一基と六基の甕棺墓から出土した、赤漆玉鈿装鞘銅剣一口、石把頭付銅剣一口、銅把頭付銅剣二口、銅剣三口で構成される。このうち、最も注目されるものは、赤漆玉鈿装鞘銅剣である。漆膜を三層に重ね、そこに碧玉を埋め込む技法は、螺鈿、金銀平脱、各種象嵌に共通する極めて高度な漆工技術である。
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