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竹菊図

ちくぎくず

概要

竹菊図

ちくぎくず

絵画 / 江戸

江馬細香筆

江戸時代・天保13年(1842)

絹本墨画

128.9×58.2

1幅

銘文:壬寅春日 細香 ; 江□馬□ ; 細香居士

大きくしなる竹の背景に薄く墨を掃くことによって薄暗さを表し、まだ風の残る雨上がりの空気感と奥行きを描き出す。竹は細香が自らの姿を重ねて愛した画題。「壬寅春日細香」の落款から、存命中の壬寅=天保13年(1842)春、56歳の作品とわかる。

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