芦雁図
ろがんず
概要
松丘(1765~1833)は、和歌山・吹上寺の住職で、法名を円水と称した。豊後竹田の田能村竹田ら全国の文人たちと交流し、また紀州では野呂介石や崖南仄らと文化芸術サロンを主催した。紫陽花の絵を好んで描き「紫陽花和尚」と呼ばれたが、画域は幅広く、山水や四君子にも味わい深い作品が多い。この芦雁図は、松丘のものとしては大作で、ひとつがいの雁と芦を洒脱な筆づかいで描いている。余白に落雁を詠んだ自作の七絶を添える。
ろがんず
松丘(1765~1833)は、和歌山・吹上寺の住職で、法名を円水と称した。豊後竹田の田能村竹田ら全国の文人たちと交流し、また紀州では野呂介石や崖南仄らと文化芸術サロンを主催した。紫陽花の絵を好んで描き「紫陽花和尚」と呼ばれたが、画域は幅広く、山水や四君子にも味わい深い作品が多い。この芦雁図は、松丘のものとしては大作で、ひとつがいの雁と芦を洒脱な筆づかいで描いている。余白に落雁を詠んだ自作の七絶を添える。
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