小袖 白綸子地竹垣萩文字模様
こそで しろりんずじたけがきはぎもじもよう
概要
野口が付属する紙札に「天明頃 御殿模様」と記した、武家女性の小袖。清少納言の父、清原元輔(908~990)の和歌「秋の野の萩の錦をふるさとに鹿の音ながらうつしてしがな」(『元輔集』)を意匠化。錦のような萩の野を、鳴く鹿の声とともにわが故里に移したい、という心が詠われる。
ルビ:せいしょうなごん、きよはらのもとすけ、にしき(小山弓弦葉氏執筆)
こそで しろりんずじたけがきはぎもじもよう
野口が付属する紙札に「天明頃 御殿模様」と記した、武家女性の小袖。清少納言の父、清原元輔(908~990)の和歌「秋の野の萩の錦をふるさとに鹿の音ながらうつしてしがな」(『元輔集』)を意匠化。錦のような萩の野を、鳴く鹿の声とともにわが故里に移したい、という心が詠われる。
ルビ:せいしょうなごん、きよはらのもとすけ、にしき(小山弓弦葉氏執筆)
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