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能面 中将

のうめん ちゅうじょう

概要

能面 中将

のうめん ちゅうじょう

彫刻 / 室町

「石」刻銘、「龍右衛門作/満昆(花押)/庸久(花押)」金字銘

室町時代・15~16世紀

木造、彩色

22.1×13

1面

在原業平(ありわらのなりひら)をモデルにしたともいわれる中将の中でも、この面はいかにも宮廷貴族らしい上品な雰囲気を湛(たた)えます。小さめですが、手に取ると重い広葉樹材製です。面裏に 「石」 と読める文字が陰刻されていて、若い男面を得意とした石川龍右衛門(いしかわたつえもん)の作と鑑定されています。

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