陣羽織 緋羅紗地龍丸模様
じんばおり ひらしゃじりゅうのまるもよう
概要
赤い羅紗は羊毛製で、和蘭船や唐船に乗って大量に輸入された。謡曲《猩々》に登場する酒好きの妖精のように赤いことから、日本では猩々緋と呼ばれ、武家男性が鎧の上に着用する陣羽織に好まれた。凝った龍丸紋の刺繍も武士らしい力強さを感じさせる。
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