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青井戸茶碗 土岐井戸

あおいどちゃわん ときいど

概要

青井戸茶碗 土岐井戸

あおいどちゃわん ときいど

陶磁 / 朝鮮半島

制作地:朝鮮

朝鮮時代・16世紀

陶製

重量280.1 高6.7 口径14.5 高台径5.1

1口

茶の湯でお茶をいただくのに使われた茶碗です。
この手の茶碗は、朝鮮半島で生活の器としてたくさん作られていたもので、ろくろ目をそのまま残した素朴な風情が魅力です。戦国の武将や千利休(せんのりきゅう)をはじめとする茶人の美意識にかない、井戸茶碗と呼ばれて茶の湯の席で使われるようになりました。
なかでも、この茶碗のように、胴がほぼ直線的に広がり、高台が低く削り出されており、釉が青みをおびて冴えた色調のものを青井戸茶碗といいます。土岐井戸の名は、土岐丹後守が所持したことに由来します。
見どころは、茶碗の裾(すそ)の部分に、釉薬のちぢれによってできた梅花皮(かいらぎ)という白いぶつぶつの文様です。茶の湯の席では、お茶をいただいたあとにひっくり返して、茶碗の底を鑑賞したりします。

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キーワード

茶碗 / 井戸 / 高台 / Ido

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