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漁火

いさりび

概要

漁火

いさりび

横山大観  (1868~1958)

よこやまたいかん

昭和26年/1951年

絹本墨画

一幅

横山大観記念館寄託

漁火とは、夜間、魚を集めるために漁船でたく篝火のこと。
疎開先の邸宅は急勾配の斜面にあり、眼下には海を見下ろすことができた。夜はイカ釣り舟が灯をつけて、一面、ほおずき提灯をばらまいたような景色がひろがったという。夜の海に浮かび上がる漁火は白金泥で描かれており、独特の輝きを放っている。同題の類似作品(足立美術館蔵)が再興第36回日本美術院展に出品された。

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キーワード

大観 / 横山 / 院展 / たいかん

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