砧蒔絵硯箱
きぬたまきえすずりばこ
概要
蓋表から蓋裏にかけて、秋の野に置かれた枕、板葺きの家の中で砧を打つ男女の姿などを描く。秋草や家屋、人物は、描割【かきわり】を駆使して精細に描き込まれている。画中の「しられ」「ぬる」の文字と合わせて、『千載和歌集』巻5の俊盛法師の歌「衣うつ音をきくにぞ知られぬる 里遠からぬ草枕とは」を表わしている。
きぬたまきえすずりばこ
蓋表から蓋裏にかけて、秋の野に置かれた枕、板葺きの家の中で砧を打つ男女の姿などを描く。秋草や家屋、人物は、描割【かきわり】を駆使して精細に描き込まれている。画中の「しられ」「ぬる」の文字と合わせて、『千載和歌集』巻5の俊盛法師の歌「衣うつ音をきくにぞ知られぬる 里遠からぬ草枕とは」を表わしている。
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