槽形石製品
そうがたせきせいひん
概要
木製の四脚槽をうつした石製品である。非常に重量感のある作りで、ていねいに磨いて仕上げられる。鋭利な工具で見込みを画した後、立ち上がりは横方向に磨き上げる。底部外面には四隅に長方形で外側に踏ん張る小脚が削り出され、側面と底部との間には明確な段を持つ。槽形石製品は木製品を原型とし、5世紀前半に登場する。儀礼のための祭器として盛行し、石製祭器が形式化していく流れの中で5世紀末には完全に消滅する。
そうがたせきせいひん
木製の四脚槽をうつした石製品である。非常に重量感のある作りで、ていねいに磨いて仕上げられる。鋭利な工具で見込みを画した後、立ち上がりは横方向に磨き上げる。底部外面には四隅に長方形で外側に踏ん張る小脚が削り出され、側面と底部との間には明確な段を持つ。槽形石製品は木製品を原型とし、5世紀前半に登場する。儀礼のための祭器として盛行し、石製祭器が形式化していく流れの中で5世紀末には完全に消滅する。
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