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金銅種子五鈷鈴

コンドウシュジゴコレイ

概要

金銅種子五鈷鈴

コンドウシュジゴコレイ

鎌倉

鎌倉時代・14世紀

高19.4cm:把長11.5cm:鈷張 6.5cm

1口

鈴身の円相内に、大日(バン)から左に、不動(カン)、釈迦(バク)、文殊(マン)、普賢( アン) の五仏の種子を配する。不動以下四尊は、七七忌と年忌供養を司る十三仏のうち初七日、二七日、三七日、四七日の本尊の順序に一致し、大日は十三回忌本尊となる。とすれば、ごく初期の十三仏信仰の、しかも密教遺品ということになり、この信仰の成立事情の一端を示す重要作例と評価されよう。

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キーワード

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