阿育王太子法益壊目因縁経
アイクオウタイシホウヤクエモクインネンキョウ
概要
奥書より泰定二年(一三二五)、高麗国王、忠粛王の発願による紺紙銀字大蔵経の内の一巻であることが知られる。一行十四字詰めの書写形式や本文より、高麗で刊行された高麗八万大蔵経を手本として書写したことが伺える。紙背には銀字で「阿育王息壊目因縁経 第○張 禽」と紙数が記される。「禽」は大蔵経の函(もしくは帙)番号で四三五番目。一函には十巻納めるので、この経典は四三四一から四三五〇番目のいずれかとなる。
アイクオウタイシホウヤクエモクインネンキョウ
奥書より泰定二年(一三二五)、高麗国王、忠粛王の発願による紺紙銀字大蔵経の内の一巻であることが知られる。一行十四字詰めの書写形式や本文より、高麗で刊行された高麗八万大蔵経を手本として書写したことが伺える。紙背には銀字で「阿育王息壊目因縁経 第○張 禽」と紙数が記される。「禽」は大蔵経の函(もしくは帙)番号で四三五番目。一函には十巻納めるので、この経典は四三四一から四三五〇番目のいずれかとなる。
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