山鹿流兵学伝授書
やまがりゅうへいがくでんじゅしょ
概要
藩校明倫館で教授する吉田松陰が実兄杉梅太郎(のちの民治)に与えた山鹿流兵学の伝授書。松陰20歳、梅太郎22歳であった。松陰は6歳の時、山鹿流兵学師範の叔父吉田大助が急死したため、その跡を継いだ。しかし、しばらくは複数の家学後見人によって支えられる状態が続き、独立の兵学師範となったのは19歳の時であった。なお署名には「大次郎 矩方(のりかた)」とあるが、大次郎は通称、矩方は名である。
やまがりゅうへいがくでんじゅしょ
藩校明倫館で教授する吉田松陰が実兄杉梅太郎(のちの民治)に与えた山鹿流兵学の伝授書。松陰20歳、梅太郎22歳であった。松陰は6歳の時、山鹿流兵学師範の叔父吉田大助が急死したため、その跡を継いだ。しかし、しばらくは複数の家学後見人によって支えられる状態が続き、独立の兵学師範となったのは19歳の時であった。なお署名には「大次郎 矩方(のりかた)」とあるが、大次郎は通称、矩方は名である。
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