毘尼母経巻第一
ビニモキョウカンダイ1
概要
毘尼母経巻第一
ビニモキョウカンダイ1
制作地:日本 日本
平安時代 前期
縦27.1cm:横1280cm
1巻
重要文化財
秦代(350~431)の訳出と思われる、失訳の『毘尼母(びにも)経』八巻を書写したうちの一巻。内容は、経というよりも、『四分律』を依用して広釈したもので、律部に属するもの。写本の表紙のは高弁(明恵)筆の外題があり、建久九年(1198)に成弁が感得したとの奥書によって、本経の伝来が知られる。巻首に「高山寺」の朱印がある。