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緑釉碗

りょくゆうわん

概要

緑釉碗

りょくゆうわん

陶磁 / 中国

制作地:中国・磁州窯か

中国・北宋時代 11~12世紀

緑釉陶器

口径13.5 高5.3

1口

緑釉陶器の碗。轆轤成形により高台を成し、高台脇から外に向かって立ち上がりそのまま口縁となる。高台内部を削り出す。胎土は灰色である。高台とその周囲の底部を除いて全体に緑釉を施す。見込に釉薬が斑になった箇所が見られる。口縁に擦れが見られる。磁州窯は、中国河北省磁県彭城鎮にある窯で,起源は隋時代にさかのぼると伝えられ、現在まで生産が続いている。最盛期は宋、元時代で、この時代のものは独特の器形や文様の美しさに定評がある。本作品も灰色の胎土に緑釉を施した製品であることから、宋時代の磁州窯製品の可能性が高い。

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キーワード

/ / 高台 / 胎土

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