草取蒔絵螺鈿硯蓋
くさとりまきえらでんすずりぶた
概要
硯箱の蓋は、料紙や色紙などを載せて用いることがありました。のちにこの蓋だけが独立し、肴や菓子を盛る器として成立します。これが「硯蓋」です。本作は略画風の表現や厚い鉛板の用法に、尾形光琳の蒔絵の特色があらわれており、その没後にも繰り返し流行した光琳風蒔絵の一種と考えられます。
くさとりまきえらでんすずりぶた
硯箱の蓋は、料紙や色紙などを載せて用いることがありました。のちにこの蓋だけが独立し、肴や菓子を盛る器として成立します。これが「硯蓋」です。本作は略画風の表現や厚い鉛板の用法に、尾形光琳の蒔絵の特色があらわれており、その没後にも繰り返し流行した光琳風蒔絵の一種と考えられます。
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