蝋燭に鼠根付 線刻銘「岡友」
ロウソクニネズミネツケ センコクメイ「オカトモ」
概要
根付は、印籠などの提げものを帯に留めるためのストッパー。動物根付の名手、岡友の手になるアルビノの鼠である。中世の絵巻物には燈明の油を舐める鼠がよく描かれるが、櫨の油を用いる和蝋燭も鼠の好物だったらしい。岡友は京都東山に住んだと伝えられるので、このリアルな白鼠もこの界隈の出身かもしれない。
ロウソクニネズミネツケ センコクメイ「オカトモ」
根付は、印籠などの提げものを帯に留めるためのストッパー。動物根付の名手、岡友の手になるアルビノの鼠である。中世の絵巻物には燈明の油を舐める鼠がよく描かれるが、櫨の油を用いる和蝋燭も鼠の好物だったらしい。岡友は京都東山に住んだと伝えられるので、このリアルな白鼠もこの界隈の出身かもしれない。
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