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双龍争珠

そうりゅうそうじゅ

概要

双龍争珠

そうりゅうそうじゅ

横山大観  (1868~1958)

よこやまたいかん

明治38年/1905

絹本彩色

内寸49.3×78.1 外寸161.0×99.4

一幅

横山大観記念館

大観の自筆で「滞欧中作成」と箱書きがなされており、明治38年の外遊中の制作であるとわかる。
作品名となっている「二頭の龍が宝珠を争う」という言葉は、二つの勢力が拮抗するさまを意味する。本作は、師・岡倉天心が『東洋の理想』の中で述べた、「東洋の理想と西洋の科学という二つの強大な力が、日本人の心をとらえようとしている」との一節をイメージ化したもので、二頭の龍を松の枝に、珠を月に置き換えて描いたところに大観らしい工夫が見られる。

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キーワード

大観 / 横山 / / たいかん

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