若松鶴亀蒔絵吸物椀
ワカマツツルカメマキエスイモノワン
概要
艶消しの銀平蒔絵で松に鶴亀という吉祥文を描いた椀。箱書きによれば文政十三年(一八三〇)に青松館(廣海家の本家、明瀬家のことか)が調えた。廣海家が分家する際、大坂心斎橋の「唐木細工萬指物類塗物道具仕入所」梶川善治郎が本家からの道具の分与を点検した。本品の外箱にも「梶川改」の印があり、明瀬家伝来品と思われる。
ワカマツツルカメマキエスイモノワン
艶消しの銀平蒔絵で松に鶴亀という吉祥文を描いた椀。箱書きによれば文政十三年(一八三〇)に青松館(廣海家の本家、明瀬家のことか)が調えた。廣海家が分家する際、大坂心斎橋の「唐木細工萬指物類塗物道具仕入所」梶川善治郎が本家からの道具の分与を点検した。本品の外箱にも「梶川改」の印があり、明瀬家伝来品と思われる。
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