蓑亀蒔絵櫛
みのがめまきえくし
概要
鼈甲製、新牡丹形、角棟の挿櫛と笄の揃いである。新牡丹形は弘化年間(1845~48)に流行したとされる。蓑亀を高蒔絵と平蒔絵で表す。笄にのみ「光玉斎(花押)」の蒔絵銘がある。光玉斎は昇龍斎光玉とも号した幕末~明治の蒔絵師で、原羊遊斎(1769~1845)の下職を務めていたことで知られる。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2012)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
みのがめまきえくし
鼈甲製、新牡丹形、角棟の挿櫛と笄の揃いである。新牡丹形は弘化年間(1845~48)に流行したとされる。蓑亀を高蒔絵と平蒔絵で表す。笄にのみ「光玉斎(花押)」の蒔絵銘がある。光玉斎は昇龍斎光玉とも号した幕末~明治の蒔絵師で、原羊遊斎(1769~1845)の下職を務めていたことで知られる。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2012)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
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