絵葉書「観光の高岡」
えはがき「かんこうのたかおか」
概要
高岡の観光名所の写真絵葉書7葉セットである。
まず、共通情報から記す。宛名面の上部には左読みで「郵便はがき」、左側に「CARTE POSTALE」(仏語で「葉書」)とあり、中央に点線(1/2線)がある。これらは、戦後(昭和20年)以降の型式である(※1)。しかし、「觀」など旧字体を使用していることから昭和20年代でも早い方かと思われる(※2)。
次に写真面には全て「(観光高岡)」と刷られており、印刷は精密なコロタイプ印刷(※3)である。
全て未使用で、状態も全て良好である。
内訳は、
①「日本三大佛の一美男におわす高岡大佛・雪の高岡古城公園」
②「雨晴より白銀輝く立山連邦を望む」
③「二上城址・国分海岸岩崎鼻より立山連邦を望む」
④「高岡七本車山・筆頭大八車」
⑤「瑞龍寺国宝建造物・射水神社(高岡公園)」
⑥「高岡古城公園・春の古城公園」
⑦「伏木港・雨晴海岸」
【参考文献・HP】
※1.「絵葉書の年代推定」(HP「探検コム」平成28年12月28日アクセス)
※2. 昭和21年(1946)11月5日に国語審議会が答申し、同年11月16日に内閣が告示した「当用漢字表」をはじめ、当用漢字別表(昭和23年2月16日)、当用漢字音訓表(同)、当用漢字字体表(昭和24年4月28日)などの内閣告示により当用漢字が普及した。また、複雑かつ不統一だった従来の正字体の一部に代えて、略字体を正式な字体(新字体)として採用されることにより、旧字体の使用は少なくなっていった(「当用漢字」HP「ウィキペディア」平成29年3月25日アクセス)