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橘燕金銀歩揺簪

たちばなにつばめきんぎんびらかんざし

概要

橘燕金銀歩揺簪

たちばなにつばめきんぎんびらかんざし

その他 / 江戸

江戸時代~明治時代/19世紀

銀・金銅

21.9cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-251

独立行政法人日本芸術文化振興会

銀製、二本足、角耳の歩揺簪で、一対(251と252)揃いで伝わる。差込式の飾りは銀製の橘の枝葉と金銅製の橘の実と燕が付き、銅製銀色絵の短冊の歩揺飾が下がる。歩揺簪は寛政年間に流行し、鎖の先に蝶や鳥・小鈴などを付けて、歩くたびに揺れ動いて音がするようにしたもので、主に上流階級で用いられて華美を極めた。文化・文政頃に江戸で廃れ、その後上方でも廃れて文久頃には全く絶えたとされるが、実際には近年まで作られ、使用されていた。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

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