原稿用紙
げんこうようし
概要
原稿用紙
げんこうようし
27×38(cm)
千代田区隼町4-1 国立劇場
登録番号6104
曾我廼家五郎旧蔵資料
解説:日比野啓(成蹊大学文学部教授)
独立行政法人日本芸術文化振興会
中央に芸紋の浮線扇と「一堺漁人脚本用紙」が印刷されている特製の脚本用紙。原稿用紙のような枡目はなく、登場人物とその台詞を分けて書けるよう、上に横線が2本入っている。縦も、太い線で区切られた枠内に細い線で引かれているのは、訂正や加筆をするためのスペースだったはずだ。どこで作られたかは判然としないが、丸善が作家のために特製原稿用紙を作っていたことはよく知られている。