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湊講館覚

みなとこうかんおぼえ

概要

湊講館覚

みなとこうかんおぼえ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 江戸 / 日本 / 近畿

祇園南海  (1676-1751)

ぎおんなんかい

江戸時代中期

紙本墨書

縦16.5cm,全長90.4cm

1幅

 紀伊藩儒学者であった祇園南海は、正徳3年(1713)に5代藩主吉宗(1684~1751)が開設した講釈所(湊講館)において、蔭山東門(1669~1732)とともに、主長として講書を行っている。この時期において、このような藩儒学者が組織的に藩校で教授する制度は、全国的にみて比較的早い事例といえよう。本品は、講釈所の学則を記したもので、聴講が庶民にも開放されており、席次も割合自由であった点は注目される。

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キーワード

南海 / 祇園 / なんかい / ぎおん

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