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観音

概要

観音

日本画

横山大観  (1868-1958)

ヨコヤマ、タイカン

明治45年頃/c.1912

彩色・絹本・軸・1幅

131.0×51.0

右下に落款、印章

45
横山大観(1868−1958)
YOKOYAMA,Taikan
観音
Avalokitesvara
明治45(1912)年頃

横山大観は,東京美術学校に第一期生として学んだのち母校の助教授となるが,1898年,師の岡倉天心に殉じて連袂辞職し,日本美術院創設に参加。1900年頃から菱田春草らと没線主彩による新しい描法を試み,1914年には日本美術院を再興した。大観が趣向を新たに観音のテーマに取り組みはじめたのは,天心の勧めに応じて,春草とともに東洋文明の淵源たるインドに滞在した1903年頃からだが,この作品では,宗教画というよりは広く東洋を視野におさめた理想の女性像ともいうべきものになっている。  (T.M.)

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キーワード

春草 / 大観 / 天心 / 菱田

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