世界遺産と無形文化遺産
白糸ノ滝
主情報
- 記載物件名
- 白糸ノ滝
解説
詳細解説
富士山の南西麓に位置する白糸ノ滝は、富士山の湧水を水源とする滝である。その名称は、1日平均15~16万?の湧水が数百条にも垂れ下がり、白糸が横に連なっているように見えることに由来する。 富士講関連の文書によれば、白糸ノ滝は長谷川角行が人穴での修行と並行して水行を行った場所であるとされ、富士講信者を中心に人々の巡礼・修行の場となった。富士講信者の描いた絵図からは、18世紀中頃の白糸ノ滝における修行の様子が知られるのみならず、現在もなお現地に遺存する石碑等を確認することができる。