鍛朧銀四方鉢 たんおぼろぎんよほうばち

金工  金工 / 昭和以降 / 日本 

田口壽恒
たぐちとしちか
平成23/2011
朧銀・鍛金
縦30.2 横30.4 高13.8
1口
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
平成22年度収蔵 工芸技術記録映画対象作品
国(文化庁)

 材質は,銅75%,銀25%の配合を基本とする合金の朧銀(四分一ともいう)で,これに極少量の金を加え(金一分差),仕上がりの色に深みをもたせた。
 厚さ3㎜の板金から直径30㎝の円盤を切り出し,中央から外側に向かって打ち上げていき,意図する大きさにしたところで四隅の稜線を作り出し,四方鉢を造形した。各面にそれぞれ1本又は2本の稜線を作り,形を引き締めた。鉢の外側には槌目を残し,内側は磨き上げ,内外の質感に変化をつけている。仕上げ磨きには鑢,セラミック砥石,研炭(朴炭,駿河炭),炭粉を用いた。
 その後,「荒し」によって外面の肌を艶消しとし,硫酸銅,緑青等で煮込んだ煮色仕上げにより,四分一の独特の銀灰色と風合いを活かして仕上げた。
 平成22年度工芸技術記録映画「鍛金―田口壽恒のわざ―」の対象作品。

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