神代杉木画箱 じんだいすぎもくがはこ

その他 / 昭和以降 

中川清司 (1942~)
なかがわ きよつぐ
平成20/2008
神代杉、指物、木画
高17.3 32.0×16.0
1合
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
第55回日本伝統工芸展 
国(文化庁)

 木工芸の技法の種類は多く、板を組み合わせて箱などを作る指物、木塊を手作業で刳り抜いて器などを作る刳物、木材を轆轤で回転させながら刃物で削る挽物、薄板を環状に曲げる曲物などの造形技法のほか、異なる素材をはめ込む木象嵌などの装飾技法がある。
 本作品は、神代杉を素材とし、指物及び木画技法で制作された台合せ造の箱で、懸子が付属する。木画は菱市松文様で、神代杉の柾目材を薄く切り出し、正確に木目を組み合わせて菱形(正方形)の部材を作り、部材をさらに正確に貼り合わせて作る。ヤリガンナやセンで切削した後、木賊、砥石で研磨し、さらにいぼた蝋で拭き込み、木肌の美しさを活かして仕上げている。
 平成19年度文化庁工芸技術記録映画「木工芸-中川清司のわざ-」の対象作品である。

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