松葉編白錆花籃「白龍」 まつばあみしらさびはなかご「はくりょう」

その他 / 昭和以降 

飯塚小玕齋 (1919~2004)
いいづか しょうかんさい
平成4/1992
真竹、編み(松葉編、束ね編)、籐
高32.0 24.0×24.0
1口
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
国(文化庁)

  我が国の竹工芸の歴史は古く、縄文時代の遺跡からそれを示す遺品が出土する。奈良時代に唐の技法が導入され、中世には茶の湯の流行とともに我が国独特の作風を示し、近代以降、高い芸術性を目指す優れた竹工芸作家が輩出した。竹工芸の技法には、細く割った素材を編んだり組んだりして造形する編組物、竹材を円筒形のまま用いる丸竹物などがある。
 本作品は、竹工芸の編組技法のうち編み技法によって制作された花籃である。素材は、真竹を脱油・脱色した白錆竹で、細く割った竹ひごを底部から編み始め、胴部を繊細な松葉編み、上部を豪快な束ね編みとし、口縁に籐を巻いて仕上げている。
 平成3年度文化庁工芸技術記録映画「竹工芸-飯塚小玕齋のわざ-」の対象作品である。

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