桑造線象嵌箱 くわづくりせんぞうがんはこ

その他 / 昭和以降 

大野昭和斎 (1912~1996)
おおの しょうわさい
平成2/1990
桑、指物、黒柿、黄楊、象嵌
高15.0 21.3×12.0
1合
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
第37回日本伝統工芸展
国(文化庁)

 木工芸の技法の種類は多く、板を組み合わせて箱などを作る指物、木塊を手作業で刳り抜いて器などを作る刳物、木材を轆轤で回転させながら刃物で削る挽物、薄板を環状に曲げる曲物などの造形技法のほか、異なる素材をはめ込む木象嵌などの装飾技法がある。
 本作品は、葡萄杢をもつ桑を素材とし、精緻な指物技法を駆使して制作されており、仕上げは蠟磨き。黒柿と黄楊の細い線象嵌を加え、形態を引き締めている。
 平成元年度文化庁工芸技術記録映画「木工芸-大野昭和齋の指物のわざ-」の対象作品である。 

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