欅拭漆舟形盛器 けやきふきうるしふながたもりき

その他 / 昭和以降 

村山明 (1944~)
むらやま あきら
平成8/1996
欅、刳物、拭漆
高5.5 28.5×56.8
1口
文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
国(文化庁)

 木工芸の技法の種類は多く、板を組み合わせて箱などを作る指物、木塊を手作業で刳り抜いて器などを作る刳物、木材を轆轤で回転させながら刃物で削る挽物、薄板を環状に曲げる曲物などの造形技法のほか、異なる素材をはめ込む木象嵌などの装飾技法がある。
本作品は、素直な木目を主としながら部分的に変化のある木目の欅を用い、刳物の技法で一枚板から刳り出したもので、柔らかく張りのある曲線・曲面で構成される。荒刳りした後、数種類の鑿と鉋を用いて器形を削り出し、拭漆と水研ぎを繰り返して細部の形状を整えながら表面を滑らかにし、さらに拭漆を十数回繰り返して仕上げている。

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