伊能忠敬測量図 いのうただたかそくりょうず

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歴史資料 / 江戸 / 関東 

東京都
江戸
43点
東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
重文指定年月日:20040608
国宝指定年月日:
登録年月日:
独立行政法人国立文化財機構
国宝・重要文化財(美術品)

 伊能忠敬(1745~1818)は、上総国山武郡の人で江戸時代中期の測量家、地理学者として知られる。
 忠敬は、高橋至時の門下となり、天文学、測量術を学び、寛政12年(1800)閏4月に奥州街道および蝦夷東海岸の測量に着手し、文化13年(1821)の江戸府内の測量までほぼ17年をかけて日本沿岸を実測した。
 本件は、近時の調査によってその全容が確認されたもので、内容からみて次の3種に大別される。
 まず「日本沿海輿地図」であるが、これはいずれも着色の中図(注・大図は3万6千分の1、中図は21万分の1、小図は43万分の1の縮尺)で、現状は仮巻の状態で保管されており、蝦夷地を2鋪、東北、関東、中部・近畿、中国・四国を各1鋪、九州を2鋪の計8鋪を存しており、この種の図としては最善本として知られ、近時、複製本が刊行された。
 次いで「蝦夷地図」であるが、これは蝦夷地に関する着色の測量図9鋪(大図7鋪、小図2鋪)で、その内容は、現在の上磯郡知内より山越郡八雲町を収める第1図のほか、江戸浅草暦局から東蝦夷地までの路程を収めた「日本地ヨリ蝦夷地合図」までを現存している。
 いずれも体裁は製作当時の折装で、他に現存する伊能図の多くが改装されていることから、本図は製作当初の姿を今に伝えるものとして貴重である。
 また、この「日本地ヨリ蝦夷地合図」には、「寛政十二年庚申十二月 伊能勘解由謹図」の識語がみえ、本図作製の経緯等がうかがわれることは注目される。
 そして「九州沿海図」は、都合23幅を存している。体裁は掛幅装で、各図ともに着色を施し、大図21図、中図1図、小図1図を揃えている。
 「九州六箇国沿海図」2幅(中図…

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