象潟の盆小屋行事
きさかたのぼんごやぎょうじ
概要
この行事は、秋田県にかほ市象潟町に伝承される盆の行事で、子供たちが海辺に藁や木材などを材料として簡素な小屋を作り、大火を焚いて先祖の霊を迎え、送るものである。盆小屋は、12日早朝に地区ごとに作られ、夕方に地区の人々が参る。小屋の傍らでは迎え火が焚かれ、先祖の霊を迎える。15日夜には、盆小屋を燃やして送り火とし、先祖の霊を海の彼方に送る。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)