松本のコトヨウカ行事
まつもとのことようかぎょうじ
概要
この行事は、松本市域の8つの地区に伝承されている、厄をもたらす神霊に対して行われるコトヨウカの行事である。藁で馬や百足、草鞋などのツクリモノを作り、それらを呪物として村境に掛けて厄病神の去来を防いだり、村境に送るなどの行事がみられる。また、一連の行事として、強い匂いの出るものを木戸先でいぶしたり、道祖神碑に餅を供えたり、地区の人たちが集まって念仏を唱えることなども行われている。(※解説は選択のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)