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伝屍病肝心抄并痩病治方

でんしびょうかんじんしょうならびにそうびょうちほう

概要

伝屍病肝心抄并痩病治方

でんしびょうかんじんしょうならびにそうびょうちほう

その他 / 鎌倉 / 九州

鎌倉時代

紙本墨書 巻子装

縦28.3cm 全長748.6cm

1巻

重文指定年月日:20070608
国宝指定年月日:
登録年月日:

国(文化庁)

国宝・重要文化財(美術品)

前半部では結核性の病気と思われる伝屍病の治療法と庚申信仰における三尸害悪などを説いている。後半部では伝屍病の別名である痩病の防御法として灸治法などを具体的に記している。巻頭には灸治の箇所を示す人体図(前後二面)が描かれている。
 人体図は平安時代の成人男子の穴法図として現存唯一のものである。医学・灸治に関する古医書として、また当時の病気に関する考え方を知る上で医学史上貴重なものである。

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