西鹿田中島遺跡 さいしかだなかじまいせき

史跡 / 関東 

群馬県
みどり市
指定年月日:20040930
管理団体名:みどり市(平17・3・15)
史跡名勝天然記念物

 西鹿田中島遺跡は、群馬県南部、足尾山地と赤城山の間を貫流してきた渡良瀬川が平野部に流れ込んで作った大間々扇状地が、早川などによって浸食されてできた南西方向に細長く延びる舌状台地の先端部に所在する。遺跡の北西側、南東側には、早川とそれに合流する小河川が流れ、台地頂部とこれら河川との比高は4mから5mである。昭和14年(1939)より学会誌等に紹介され、昭和34年(1959)には、爪形文土器と住居状遺構などが発見されたことで著名となった。平成10年に土地改良事業に先立つ試掘確認調査を笠懸町教育委員会が実施したところ、縄文時代草創期の土器多数が出土するとともに、同時期の住居と推定される竪穴、土坑などの遺構も検出された。笠懸町では、その重要性に鑑み、遺跡の保存を図ることとし、平成11年、12年に範囲確認調査を行った。
 縄文時代草創期の遺物、遺構は、遺跡が所在する舌状台地の平坦部から南側緩斜面にかけての東西150m、南北120mの楕円形の範囲に分布する。調査で出土した遺物は、2700点以上の厚手爪形文、薄手爪形文、多縄文系土器等の土器片、数十点の石鏃、有茎尖頭器など、3000点以上にのぼるが、放射性炭素年代測定法(AMS法)で11200±40年B.P.(非補正値)と測定された厚手爪形文土器の時期と、10110±70年B.P.(非補正値)と測定された薄手爪形文・多縄文系土器の時期に分かれる。厚手爪形文土器の時期については、遺跡の北部で5基前後の土坑とそれに伴う土器等の集中部が2箇所、東部で土器等の集中部が1箇所検出された。このうち、土坑は袋状のものを含む直径1.0…

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