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絹紺地経縞に緯絣緯浮ジンバナ文様花織着尺

きぬこんじたてじまによこがすりよこうきじんばなもんようはなおりきじゃく

概要

絹紺地経縞に緯絣緯浮ジンバナ文様花織着尺

きぬこんじたてじまによこがすりよこうきじんばなもんようはなおりきじゃく

染織 / 昭和以降

與那嶺貞  (1909~2003)

よなみね さだ

絹・読谷山花織

幅38.5

1反

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

国(文化庁)

 読谷山花織は、浮織と絣を使用したきわめて特色のある伝統的な染織技法である。琉球が読谷村長浜を拠点に展開した南方諸国との交易を通じて、14・15世紀頃に技術が伝えられ織られ始めたといわれている。
 素材は本来木綿が中心で、染色には琉球藍を主体とした植物染料が主に用いられる。濃紺等に染められた平織の地に白・黄・赤・緑等の色糸で花模様が織り出される。
 「絹紺地経縞に緯絣緯浮ジンバナ文様花織着尺」は、紺地に経縞と緯絣を組み合わせ、茶、白のジンバナ(銭花)文様と黄、赤の線文様を緯糸を浮かせて織り出した作品。絹着物地である。

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